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SprutCAM X

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SprutCAM Xとは?

SprutCAM Tech社が開発した統合型CAD/CAM/OLPシステムで、CNC工作機械だけでなく、産業用ロボットのOLPにも対応しているのが特徴です。6軸や7軸の多関節ロボット制御にも対応しています。

SprutCAM画面キャプチャ
引用元HP:SprutCAM X
(https://sprutcam.com/ja/)

SprutCAM Xの注目の機能

CNCマシンと産業用ロボットのプログラミングができる

CNCマシンと産業用ロボット、両方のプログラミングを実現します。CAD/CAM機能に加え、ロボットのOLPを統合。単一の画面上でロボット動作のプログラミングとシミュレーションを同時に行えます。

安全なツールパスやGコードを生成可能

SprutCAM Xは、機械構造や可動範囲などの制約を考慮した安全なツールパスを自動生成することができます。デジタルツイン技術を活用し、初回のツールパス計算時から動作範囲や姿勢制限を反映することが可能です。

複雑な形状や多軸制御のCNC工作機械においても、高精度かつ効率的にプログラミング時間を短縮できます。

SprutCAM Xが選ばれる主な業界・業種

SprutCAM Xは、精密加工や自動化が求められるさまざまな業界で採用されています。使用する設備環境に合わせてソフトウェアを選択することが可能で、多くのメーカーの産業用ロボットに幅広く対応。

自動車や航空宇宙、医療機器、電子部品、教育研究機関などで使用され、CNC加工とロボット制御を統合した高精度なシミュレーションや自動化工程設計によって生産効率向上や試作期間の短縮を実現します。

このサイトでは、「属人化防止」「低コスト導入」「ロボット連携」など、課題別にCAD/CAMソフトを紹介しています。自社の状況に合ったツール選びをしたい方は、ぜひ参考にしてください。

SprutCAM Xを開発した
SprutCAM Techとは?

迅速な納期を実現するためのソフトウェアを開発

SprutCAM Techは、1980年代からCAD・CAM・OLPソフトウェアの分野で開発を続けており、長年にわたって培われた経験と専門知識をもとに、CNCプログラミングをよりスピーディかつ効率的に行うためのツールを提供しています。

同社のビジョンは、「お客様がCADデータから完成部品までをシームレスに移行できる環境を整え、迅速な納期を実現すること」。その理念のもとで開発されたソフトウェアは、現在では世界中で利用されています。

SprutCAM Xの評判

SprutCAM Xの口コミや評判は確認できませんでした。

SprutCAM Xの導入事例

EV開発の高精度化

導入前

ブラジルのプロトタイプ部品メーカー「Ângulo Protótipos」は、バス部品、モーターホーム用の金型・成形部品を手がける傍ら、電気自動車(LECAR)開発にも参画していました。しかし、加工方法はプラスチック・木材・手研ぎなど手作業が中心で、品質・形状のばらつきが発生し、納期の長期化・コスト増・仕上がりの一貫性確保が課題となっていました。

導入後

SprutCAM Xの導入によって、同社は3軸モデルデータから直接CNCマシニングを行う体制へと移行しました。これにより、従来の手作業による加工や研磨をほぼ排除し、精密で再現性の高い部品製造が可能になりました。結果として、コストの削減、納期の短縮、製品品質の向上を同時に実現しています。

経営者は「SprutCAM Xによって生産プロセスが効率化し、価格競争力が向上した」と評価しています。さらに、同社が手がけるEV用金型や構造部品の製造では、SMC(シートモールドコンパウンド)材の加工にも対応。SprutCAM X上でシミュレーションから加工プログラム作成までを一貫して行うことで、量産レベルの精度とスピードを確保できるようになりました。

SprutCAM Xの評判・事例の傾向

生産性向上やコストダウンにつながった

SprutCAM Xを採用することで加工精度や生産スピードが上がり、生産性の向上やコストダウンを実現。部品を精密かつ効率的に製造する上で重要な役割を果たしています。結果として、品質の安定化や納期短縮にもつながり、顧客への提供価値が高まっています。

SprutCAM Xの
導入メリットは?
こんな企業におすすめ

実践的なスキルを身に付けることができる

幅広い加工戦略をカバーできるため、自動車部品や航空宇宙部品、金型・樹脂成形型など高精度・複雑形状の加工を行っている企業におすすめです。

オンラインで技術を学ぶ環境が整っているので、初心者でも段階的に操作を習得でき、実践的なロボットプログラミングスキルを身に付けることができるでしょう。導入後の立ち上げもスムーズに行えます。

SprutCAM Xの基本的な機能

引用元:YouTube「SprutCAM X: The Nature of Manufacturing」
https://youtu.be/EleY_TWu8Xo?si=WsGDkhi59M0MB6Dh

複雑な動作も視覚的に理解しやすい

SprutCAM Xはユーザーが直感的に操作できるインターフェースを備えているため、複雑な加工設定やロボット動作の制御も視覚的に理解しながら行うことができます。

ドラッグ&ドロップ操作やグラフィカルなビジュアル表示により、可動範囲をリアルタイムで確認することが可能です。操作効率を高め、プログラミングの負担を大幅に軽減します。

画面上でロボット機能をシミュレート可能

仮想環境上で装置や生産部品を備えた実世界のセルを作成し、画面上でロボット機能をシミュレートすることができます。ロボットの可動範囲や軸制限、干渉チェックなどを視覚的に確認できるため、実機を動かす前に安全性や動作精度を検証することが可能です。

プログラミングの試行錯誤や現場での手戻りを減らし、効率的で安全な自動化の構築が実現できるでしょう。

AIアシスタントとコミュニケーションがとれる

SprutCAM XのAIアシスタントには、ディープラーニングモデルを使用するOpenAI APIが搭載されています。そのため、さまざまな言語のテキストコマンドによってコミュニケーションを取ることが可能。AIアシスタントは質問に応答します。

SprutCAM Xの価格・料金

SprutCAM Xの詳細な価格は、確認できませんでした。導入費用を問い合わせる際は、必要な機能や加工範囲、使用予定の工作機を具体的に伝えると、導入環境に合った提案を受けやすくなるでしょう。

SprutCAM Xのサポート体制

SprutCAM Xでは30日間無料体験版が用意されているため、事前に自社に合っているか確認してから購入することが可能です。また、購入後はサービスデスクがあるので困りごとがあれば相談できる環境が整っています。

SprutCAM Xオンラインラーニングセンターではオリジナルのトレーニングが多数用意されていて、しっかり学ぶことができます。

SprutCAM Xのセキュリティ対策

SprutCAM Xに関する情報セキュリティやシステム保護対策に関する具体的な記載は、公式サイト上では確認できませんでした。

SprutCAM Xのよくある質問(FAQ)

30日間試用版を入手するには?

ソフトウェアをダウンロードすれば、自動的に試用ライセンスが付与されます。ソフトウェアを起動するとログインを促されるため、ウェブサイトと同じログイン情報を入力してください。

トライアルライセンスにはどのような制限があるか?

30日間を過ぎるとライセンスは失効し、継続して使用する場合はフルライセンスを購入する必要があります。

30日間の使用期間中はSprutCAM Xの機能をフルに試用することが可能です。なお、カスタマーサポートやテクニカルアシスタントへのアクセスは制限される可能性があります。

SprutCAM Xの販売元企業情報

企業名 SprutCAM Tech
所在地 9, Aiolou and Panagioti Diomidos 3020, Limassol, Cyprus
公式HP https://sprutcam.com/ja/
まとめ

3軸や4軸、5軸だけでなく6軸・7軸の多関節産業ロボット制御に対応。CNCマシンと産業用ロボットの両方をプログラミングすることができます。同じ画面でロボットプログラミングとシミュレーションを行うことが可能です。

CAD/CAMソフト選びで失敗しないためには、自社の課題や用途に合った製品を比較することが大切です。

このサイトでは、「属人化防止」「低コスト導入」「ロボット連携」など、課題別にCAD/CAMソフトを紹介しています。自社の状況に合ったツール選びをしたい方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

【課題別】
CAD/CAMソフト
おすすめ3選
【課題別】2.5軸・3軸・5軸加工に対応
CAD/CAMソフトおすすめ3選

複雑化する加工ニーズに応えるには、目的や工程に応じたソフト選びが欠かせません。
本特集では、2.5軸〜5軸加工に対応したソフトを「属人化防止」「ロボット連携」「低コスト運用」などの観点からわかりやすく整理。現場の課題にフィットする1本を選ぶための視点を提示します。

5軸・複合加工なら

5軸分野における実績多数
NCシミュレーションも実装

hyperMILL
hyperMILL    
引用元:OPEN MIND公式サイト
https://www.openmind-tech.com/jp/cam/product-overview/
hyperMILLの強み
           
  • 全世界で2万ライセンス以上の導入実績を誇り※1、干渉回避動作を含めた傾斜軸の制御を指定した角度範囲内で自動処理。機械動作シミュレーションもNCコードで実行可能。※2
  • 形状要素の自動認識機能とテンプレート化された加工工程を組み合わせることで、一連の加工パスの自動生成も可能
低コスト運用なら

必要最低限の機能が
月額1万円台から運用できる

Fusion360
Fusion360
引用元:AUTODESK公式サイト
https://www.autodesk.com/jp/products/fusion-360/overview
Fusion360の強み
           
  • 月額12,100円(税込)〜のサブスク制※2で、コストを抑えた導入が可能。クラウド運用のため、サーバーの設置も不要。
  • CAE(解析)や PCB(電子回路)まで追加費用なしで使用できる。
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6軸7軸ロボット制御に対応
DX・FAを叶える
SprutCAM X
SprutCAM X
引用元:SprutCAM Tech公式サイト
https://sprutcam.com/ja/
SprutCAM Xの強み
  • 6軸・7軸など複合軸のロボット制御が可能。産業アーム加工に対応。動作範囲・姿勢制限を考慮したツールパス・Gコードを生成できる。
  •        
  • KUKA、FANUC、安川電機、ABBなど幅広いロボットメーカーの製品に対応。

※1.参照元:OPEN MIND公式サイトhttps://www.openmind-tech.com/jp/about-us/
※2.サポート対象加工機に一部制限あり
※3.参照元:AUTODESK公式サイト https://www.autodesk.com/jp/products/fusion-360/overview
(情報は2025年6月6日時点)